西日本ツーその1

GWの前半はヤマボウシでキャンプ。
後半は久々にソロツーに出かけた。
大和ミュージアムが目的といえば目的だが、とりあえず西日本に行こうと思う。
朝5時自宅を出発。東名から新東名、東名、伊勢湾岸、東名阪、新名神、中国道。
渋滞をかいくぐり何とか中国道、山崎ICでこうそくを降りる。8時間かかった。

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吉永駅 黄色い電車
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前方小豆島
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走りまわって玉野に。前方瀬戸大橋。
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総社市 砂川公園キャンプ場。
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途中久々の覆面の捕り物を見た。

福崎ICを過ぎたあたりを130Kmで追い越し車線を走行。
1997年型のマスタングを交わしBMWZ4クーペを抜く。さらにレガシーセダンも抜き去る。
山崎あたりで降りることにして僕は加速する。
140Kmぐらいに引き上げると抜き去った車もミラーに小さくなった。
高速は見通しのいい、直線に近い右カーブの眺めがいいアップダウンだ。
はるか向こうの走行車線にスクーターがセダンの後ろを走行しているのが見えてきた。
近ずくとフォルツァとその前にY30セドがいる。

覆面オーラが出まくっている。
スカイライン、ゼロクラ ティアナ、インプレッサ、久々のセド
前日にみたFRYDAYの特集に覆面シリーズがあった。
リアガラスに一昔前のナビアンテナがついてるらしい。
このセドもまさにそのアンテナ。

セドを見てからすべての情報が脳内を駆け巡る。
140Kmから一気にパーシャルに戻すスロットに冷静さを保ちつつしなやかにエンブレを利かしながら
セドの横を追い抜き、そして左にわざとらしく視線を向ける。

”ビンゴ”と叫びながら、やや加速気味にセドを引き離して左にウインカーを出す。
ウインカーは15回で自動でキャンセルさせるのでじっくりと走行車線による。
獲物に気ずかれた狼セドは冷静に僕を追従してくる。

今思えばここに罠を仕掛けたのは自分だったかもしれない。
そう 何事もない罠を。

先程の抜き去った3台の車たちは、勢いよく抜いたバイクがブレーキランプをつけずに走行車線に入ったのを見ているはず。
たぶん普通に車線変更したのと思ったに違いない。
フォルツァにセドにGSの、3台の並びは不思議ではない。

ちょうど緩やかな登りになり、予想通り3台は気持よく加速してきた。
先頭のレガシーが抜き去っていく。セドには気ずかず走り去る。
セドはまだ動かない。この次のZ4に狙いを定めているかのようにまだ僕の後ろにいる。
そしてZ4はレガシーを見据えながら僕らを抜き去る。
その瞬間セドはアクセルを踏み込み、僕との距離を詰めながらウインカーを右に出して追い越し車線に出て僕の右前方にきた。
いい具合に走り去った後のZ4とセドの車間には、文句のつけようがない。
Z4を完全にロックオンしたセドは一気に加速しようとアクセル踏み込んだ。
セダン独特のテールがぐっと沈み込む。

”やられたかZ4!無念”と思った瞬間、突然マスタングがセドの後ろについた。
Z4やセドに気を取られていたが3台目がいた。
V6 5.0Lの彼は瞬発力こそ2台の車には劣るもののトルクに任せ一気に加速していたのである。

彼からすればどんくさいセドと思うだろう。リアガラスはスモークで一昔前のナビアンテナがガラスの両サイドにたたんでついている、どう見てもやんちゃな小僧のセドか、じいさんのセドにしか見えないのであろう。
何も知らない彼は立ちはだかったセドに思い切り詰め寄った。

さすがにセドは覆面だけあって後ろも見逃さない。
加速しようとしたセドは一呼吸ついて追従をやめ僕と同じ速度になっていた。
このときセドの中ではこんな会話をしているはずである。
(Z4にするかマスタングにするかじゃんけんしないか?)
そうとは知らず、ぬるいセドに彼の怒りは頂点に達し、そしてを煽り始めたのである。

(やばいぞそれは覆面だ。車間距離不保持になるぞ)

(煽るなー中身は狼だー)と叫んだ次の瞬間、ルーフからパトライトが飛び出した。

彼はブレーキを踏む。緩く踏む。存在を消したいブレーキングだ
そしてマスタングから放心状態のオーラが出始めた。
(誰だ?事故か?事件か?前方に何かいるのか?左のバイクか?俺か?)

セドは軽くアクセル踏み込みながら左に寄り、運転席の窓から大きく手を上げ彼を手招きで呼び寄せた。

(え-------俺だ!)

僕の前方では2台の車が左にゆっくりと寄りながら、そして視界から消えた。
羊の皮をかぶった狼は罠にかかったマスタングをゆっくりと食べるのである。
by akirahrk1962 | 2013-05-25 00:42 | バイク | Comments(0)
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